日本相撲協会は10日、東京・両国国技館で取組編成会議を開いて、初場所初日(12日)の十両と幕内、2日目(13日)の幕内の取組を決めた。綱取りの大関・豊昇龍(立浪)は初日に元大関の霧島(音羽山)、2日目に幕内・翔猿(追手風)と対戦する。
この日は東京・台東区にある部屋での基礎運動中心の稽古後に対戦相手が決定した。霧島には過去10勝9敗、翔猿には過去14勝10敗と侮れない相手。ただ、「まだ割(対戦相手)は見ないから」と一言。雑音を封じ、自らの相撲に集中した。
また、過去10戦全敗の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が3場所ぶりに出場することも決定。豊昇龍は「いいんじゃない?」と歓迎した。苦手な横綱を撃破し、文句なしの昇進を成し遂げたい。