楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=が10日、都内で行われたNPB新人研修会に出席。見学した野球殿堂博物館に展示されている母校の先輩で楽天の監督も務めた星野仙一氏のレリーフの前で、将来の殿堂入りを誓った。
「明治の大先輩ですし、楽天の監督としても小さいころから見ていた。今でもいろいろなところでお名前を聞く。それぐらい魅力があるということ」と、18年に亡くなった“闘将”へのリスペクトを語った黄金ルーキー。「自分もファンから『こういう選手がいた』と言われるようになりたい。ゆくゆくはそこ(殿堂)に名前が載るような選手になっていきたい」と夢を膨らませた。
研修会では、同じ大卒ドラ1の遊撃手として長く活躍した鳥谷敬氏の講演に「目標の立て方や数字への意識の向け方が参考になった」と納得の表情。「守備ができて当たり前のポジション。加えて打撃でも成績を残していきたい」と、改めて鳥谷氏と肩を並べる“打てるショート”を目標に掲げた。