元プロボクサーで歌手の山崎ていじが10日、三重・鈴鹿市の神社「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」で、1月29日に発売する通算22枚目のシングル「男一念」のヒット祈願を行った。
毎日の寺社巡りをライフワークとしている山崎は、2年前から同神社を訪れ、前作「ふたりで夢さがし」、前々作「追憶‐北の駅」のヒット祈願を行っていた。「追憶‐北の駅」は「第56回日本作詩大賞」16作品にノミネートされた経緯もあり縁起の良い神社となっている。
10日は三重も大雪に見舞われ、強い風に雪が舞う程の悪天候だったが、山崎はファンやスタッフとともに本殿へ続く長い参道を和やかに会話を楽しんで歩いた。約20分の祈祷を終えると、ほっとしたようにいつもの笑顔に戻って本殿をあとにした。
新曲への思いについて山崎は「この曲は、人生は“枯れ木に花を咲かせるがごとく”一歩一歩前に進む、そんな男の生き方を歌った人生歌です。僕の持ち歌の中で人生歌は初めてなのですが、歌手を始めて29年、ゆったり落ち着いた自分らしい男の生き方をストレートに歌うことが出来ました。年齢的にもこのようにどっしりした歌を求められていると思って、じっくりと歌っていきたいと思います。秋には30周年の節目を迎えるので、この曲が大ヒットして、節目に向けてまた新しい夢をつかんでいきたいと思っています。」と笑顔で語った。