ＦＣ東京は１０日、味の素スタジアムで２０２５年の新体制発表会見を行った。昨季まで新潟を指揮し、今季就任した松橋力蔵新監督、Ｊ２に降格した鳥栖から加入したＦＷマルセロヒアンら新加入選手が意気込みを語った。今季の新ユニホームがお披露目され、ニューバランスジャパンとのオフィシャルサプライヤー契約の更新も発表された。また、この日、京王電鉄株式会社と新たにユニホームパートナー契約の締結を発表。新ユニホームの左袖に京王電鉄のロゴを入れ、これまで以上に連携を強化していくという。
新監督、新加入選手の会見での主なあいさつは以下の通り。
松橋力蔵監督「まずはクラブが掲げる目標を必ず達成するために日々努力して取り組んでいきたいと思います。私が就任することによって不安を抱えている方もいらっしゃるかと思いますが、早くそういう方々に信頼されるように、我々をサポートしてくださる皆さんにも早く信頼されるように努力して取り組んでまいりたいと思います。まずは今年１年間、よろしくお願いいたします。（選手全員に向けて期待したいこと）僕は常々、選手に『君は何者なんだ』ということを伝えます。自分自身の持っている特徴、強みをしっかりと前面に出していくことが非常に大事なことだと思っています。まずは自分の良さをしっかり理解しながら、それをチームに還元してほしい」
ＦＷマルセロヒアン「自分の長所はスピードと裏に抜ける力。チームに加入させていただき、非常に感謝しています。私もタイトルを目指して今年精いっぱい力を尽くしたいと思います」
ＤＦペク・インファン「１年間日本語をたくさん勉強して、もう話せるようになりました。頑張ります。よろしくお願いします」
ＭＦ常盤亨太「自分の強みは、走るところだったり、戦うところ、球際で泥臭くやるところ。中盤で戦ってとにかくボールを奪うというところが強みだと思うので、そこを最大限発揮したい。アカデミー時代から憧れていたトップチームに戻ってきたわけですが、憧れで終わらせるのではなくてこのチームでタイトルを取るために入ったので、とにかく貢献したいと思います」
ＧＫ後藤亘「ジュニアユースからユースに所属して今回、トップチームに上がることができて、とてもうれしく思います。自分の特徴であるシュートセーブやハイボール（の処理）を生かして、チームのタイトル獲得に貢献できるように地道に取り組んでいきたい」
ＦＷ山口太陽「ジュニアユースから育てていただいた、ＦＣ東京の一員として戦えることを本当にうれしく思います。自分の長所は左足のシュートやゴールを取ることなので、チームを勝たせられるＦＷになれるように頑張っていきたい」