J2札幌は10日、昨季限りで契約満了となったGK阿波加俊太(29)が現役を引退し、スクールコーチに就くことが決まったと発表した。岩見沢出身の阿波加は札幌U―15、同18で育ち、13年にトップ昇格。昨年3月10日のホーム・浦和戦でJ1デビューを果たすなど、J1で2試合、J2で1試合に出場した。クラブを通じ、オーバートレーニング症候群が引退の要因だったことを明かした上で「毎日必死に、そして真面目にトレーニングをしてこられたと思います。指導者として、サッカーの楽しさ、面白さを伝えられるように頑張っていきたい」などとコメントした。