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【日本ハム】エスコンで初 ファンがノック体験「やっぱり難しい」内野守備 谷口きゅんBALLPARK発

スポーツ報知 2025年1月11日 9時19分

 明けましておめでとうございます。今年もコラムを読んでいただけるということでより一層、熱が入ります。

 年始めのイベントはエスコンで初の試みとなる「ノック体験」でした。今までエスコンでの2シーズンは天然芝でしたが、今季から内野が人工芝に変わる前のタイミングで行われました。

 僕自身は新年“初打ち”でした。年始ということでホームベース上に神社が建っている中、外野ではお客さんがキャッチボールをしていたり、帰省や旅行を含め、たくさんのファンの方に来ていただき、大変うれしいです。

 内野ノックを受けたファンの方から「やっぱり難しい」とか、「プロ野球選手はすごいな」という声をたくさん聞きました。選手の価値も上がり、ファンの方も実際にグラウンドに下りてノックを受ける。なかなかない機会で、とても新鮮。これぞファイターズだな、と感じる素晴らしいイベントになったと自負しています。

 実際にノックを打ってみて、子どもたちの成長スピードにも驚かされました。打ちながらこれぐらいの強さだったら捕れるなとか、この子はもうちょっと緩い方がいいかなとか工夫していました。回数を重ねると、捕れるようになってくるので、子供の成長スピードの速さと反復の大切さを改めて実感しました。

 僕に置き換えると、タイピングを一生懸命やれば、だんだんスピードが上がってきます。野球以外の部分においても、数をこなす重要性を子どもたちから学ばせてもらいました。

 人工芝に変わることで、グラウンド内のイベントの可能性が広がっていくんじゃないかと思います。子どもたちの笑顔や一生懸命な表情をグラウンドで見られるのは、野球人にとって一番うれしいことで、次回のイベントがとても楽しみです。

 僕は、守りから入るのがファイターズの野球だと思っています。今回、ノックという守備練習でファンの方と守りから新年をスタートさせることができたのはすごく意味のあることだったと考えています。今季も選手とファンが一体となってファイターズを盛り上げていきましょう!(谷口 雄也)

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