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ドジャースがロサンゼルスの山火事に関する声明発表 支援第1弾も開始 合言葉は「LA Strong」

スポーツ報知 2025年1月11日 10時1分

 ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地・ロサンゼルスで7日(同8日)から発生している大規模な山火事に関する声明を公式Xなどで発表した。

 「ドジャースの選手、フロントオフィス、スタッフはロサンゼルスとその周辺で発生した火事の壊滅的な被害に心を痛めています。私たちは地域のパートナーや被災地と緊密に連携しており、今後数日中に当面の取り組みと進行中の活動についてさらに発表できることを楽しみにしています。この悲劇の最前線で活動した全ての救急隊員に感謝するとともに、ドジャース球団関係者を含む家や財産を失った何千もの家族に哀悼の意を表します」

 支援の第1弾として、ドジャースなどは「LA Strong」とプリントされた黒のTシャツを販売。売り上げは米赤十字社とロサンゼルス消防団に直接寄付されるという。公式Xには「#LA Strong」と投稿された。似たような例では、昨年8月に難病のため緊急入院した三男(マックス君)の看病のため離脱してたF・フリーマン内野手(35)がチームに戻った際、同僚らが「#MAX STRONG」(マックス強くあれ)とプリントされたおそろいのTシャツを着用したことがある。

 米カリフォルニア州ロサンゼルスの西部、高級住宅地としてハリウッドセレブらが住んでいることでも知られるパシフィック・パリセーズでは、7日(同8日)から大規模な山火事が発生中。周辺の住民に避難命令が出ており、今なお被害は収まっていない。さらに強風などの影響で被害は拡大している。同地は大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)らを擁するド軍の本拠地・ドジャースタジアムからは約28キロの距離にあり、現時点で球場には大きな被害はない模様だが、年明けにSNSで拡散された大谷がキャッチボールをした動画を撮影したとみられる高校のグラウンドからは約5キロの場所にも火の手が及んでいる。

 なお、個人としてはこの日、フリーマンとチェルシー夫人がロサンゼルス消防局財団、パサデナ消防局、救世軍の3団体にそれぞれ10万ドル、計30万ドル(約4800万円)を寄付したと米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者が自身のXで伝えていた。

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