中日の新人合同自主トレが11日、ナゴヤ球場でスタートした。視察に訪れた井上一樹監督が訓示。ルーキーに「意気込みすぎて、けがをしないように」と呼びかけた。
ドラフト2位の吉田聖弥投手(西濃運輸)とドラフト4位の石伊雄太捕手(日本生命)については1軍キャンプスタートを明言。「社会人上がりの2人に関しては肩や足腰、肘など、体の不具合がなければ、1軍キャンプに連れて行きたい」と話した。
昨春に発症した腰痛の影響で一部別メニューとなっているドラフト1位・金丸夢斗投手(関大)については、「期待の大きいルーキーなので、1軍でスタートさせることを望んでるけど、彼を焦らせてしまう。今後の状況を見て決めます」と熟考中。トレーナーからの今後の報告などを参考に決めていく。
金丸本人は、腰の状態について「問題ない」とし、新人自主トレ初日のこの日は、ランニングやノックで調整。指揮官が見守る中、キャッチボールでは20~30メートルの距離で60球を投げた。