プロボクシングの真正ジムは11日、神戸・湊川神社で新年恒例の必勝祈願を行った。
山下正人会長以下、選手、スタッフ約30人が出席。24日に東京・有明アリーナにて世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)のタイトル戦前座で、WBOアジアパシフィックミニマム級(47・6キロ以下)王座のV2戦に臨む同級王者・小林豪己(真正)は「注目されたい」と世界の関係者が集まる大舞台へ意欲。挑戦者で元日本同級王者・高田勇仁(ライオンズ)との一戦へ「ミニマム級で12ラウンド見たくないでしょう。KOで勝つ」と宣言し、世界初挑戦へつなげる。
また、21日に東京・後楽園ホールでWBA女子世界ミニマム級王座決定戦に出場する元WBA、WBC、WBO女子世界アトム級(46・2キロ以下)王者・黒木優子(真正)は「試合が決まってうれしい」と笑顔。ソ・ヨギョン(韓国)との決戦へ「倒そうと思わず倒したい」と流れの中でのKOを想定し、2階級制覇を見据えた。