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【阪神】中野拓夢が二塁手部門でもベストナイン宣言 昨季は巨人・吉川尚輝が獲得「取れればいい」

スポーツ報知 2025年1月12日 5時0分

 阪神・中野拓夢内野手が11日、3年ぶりのベストナイン獲得を誓った。愛知・岡崎市内で自主トレを公開。22年に遊撃手部門で獲得したベストナインを「取れればいい」と見据えた。

 23年から二塁手に転向。ただ、ライバルは強力で昨季は巨人・吉川、22、23年はDeNA・牧がベストナインを獲得した。昨季は2年連続で全試合出場を果たしたが、打率2割3分2厘。「昨年はすごく悔しい、情けないシーズン。2025年は何としてもやり返す」。藤川球児監督は1日付の本紙インタビューで「巨人の吉川君に走攻守で勝ってほしい」と語っており、指揮官の期待にも応える覚悟を見せた。

 こだわるのは打撃。「(23年の)最多安打を取った時のように。低く強い打球を野手の間に打つ意識」と明確だ。打率3割を掲げ「3割は(球界で)どんどん少なくなってきている。簡単でないが、すごく貴重だからこそ、チャレンジすることが大事」と力説した。今オフは一日1時間程度、ノンストップで打撃練習。約600球を打ち込む。すでに右手のマメはつぶれており「振る量は確実に多くなっている。順調に来ている」と手応えを明かす。

 昨季6個に終わった盗塁数は21年(30個)以来のタイトルが目標。春季キャンプで臨時コーチを務めるOB・赤星憲広氏にも指導を仰ぎ「30個以上を目指して」と思い描いた。打って走って、セ界最強二塁手になる。

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