昨年10月下旬に右肘のクリーニング手術を受け、リハビリ中の巨人・田中千晴投手が11日、ジャイアンツ球場でネットスローなどを行った。「ボールを握ってネットスローをやったんですが、だいぶいい感じになってきているので。ボールを投げていなかったので肘の関節が緩い感じがありますが、そこは投げていきながら。あとはトレーナーさんの治療などを受けていけば良くなっていくんじゃないか、という感じです」と語った。
田中千は22年ドラフト3位で巨人に入団し、1年目の23年はプロ初勝利を挙げるなど30試合に登板。昨季は1軍で3登板のみに終わったが防御率0・00をマークし、8月1日の登板から昨季終了まで1軍戦とイースタン・リーグの登板を合わせて15試合連続無失点と安定感を見せていた。10月28日に右肘の手術を受け、過去の同様の症例では全治まで3か月程度とみられている。