俳優の吉村界人が11日、都内で主演映画「Welcome Back」(川島直人監督)の公開記念あいさつを共演の三河悠冴、優希美青らと行った。
同じ団地で育った2人の青年の絆を描いたボクシングムービー。キャスト陣は約1年半かけて体作りやボクシング練習に挑んだという。新人王最有力候補のボクサー役を演じた吉村は「僕が幼い頃、父がボクシングを昔やっていたと母から聞いていた。(役で)ボクシングをやるって話を聞いたとき、そういう運命とかがあるのかなと思って…」としみじみ。「忘れられない作品になるんだろうなとクランクインしたときに思って、クランクアップして今もそう思っている」と力を込めた。
ボクシングの持つ力について、「勝負の世界って、本当に勝ちと負けがはっきりしている。そういうスポーツに携われてすごく光栄ですし感謝しています」と語った。