◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第12節第1日 サントリー 3(33―31、25―23、27―25)0 広島TH(11日、Asueアリーナ大阪)
昨季Vリーグ覇者のサントリーは、ホームで広島THを3―0のストレートで下し、15勝目(6敗)をつかんだ。昨年12月末の名古屋戦から4連勝で4位から3位に浮上。昨夏のパリ五輪代表の高橋藍(らん)がチーム3位の14得点をマーク。ドミトリー・ムセルスキーが両チーム最多18得点を挙げ、デアルマス・アラインが17得点で続いた。一方の広島THは、13敗目(10勝)を喫した。
第1セット(S)の接戦を制した。序盤から競り合い、サントリーが先にセットポイントを握ったが、広島THに粘られた。26―27から藍がレフトから冷静に決めると、30―30では鋭いバックアタックを突き刺した。激しい競り合いの中、32―31でムセルスキーのサービスエースで決めた。第2S以降も接戦が続いたが、デアルマス、ムセルスキーの攻撃陣に加え、藍が攻守でけん引。6763人の大観衆を熱に包んだ。
12日は、同会場で再び広島THと対戦する。