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プエルトリコ野球殿堂入りのマンティラ氏が死去 90歳 ミルウォーキー時代のブレーブスのリーグ連覇に貢献

スポーツ報知 2025年1月12日 6時38分

 かつて、ミルウォーキーに本拠を置いていたブレーブスのリーグ2連覇に活躍したフェリックス・マンティラ氏が10日(日本時間11日)に死去したと、情報サイトのトレード・ルーマーズが11日(同12日)、報じた。90歳だった。

 マンティラ氏は、メジャーでブレイクした最初のプエルトリコ人選手の一人。1956年にブレーブスでメジャーに昇格し、57、58年のナ・リーグ2連覇に貢献。ブレーブスでの6シーズンは内野だけでなく外野も守り、62年、新球団のメッツでは141試合に出場。64年、レッドソックスでは30本塁打を放ち、1965年にはオールスター戦に選出された。

 

 アキレス腱の負傷で31歳の若さで現役を引退。通算969試合に出場し打率2割6分1厘、89本塁打、330打点だった。引退後はミルウォーキーでリトルリーグの振興に貢献。彼の名前が冠されていた。マンティラはプエルトリコの野球殿堂入りを果たしている。

 70年に誕生したブルワーズでプレーしたことはなかったが、ブルワーズは「ミルウォーキーの野球コミュニティーの象徴的な人物。ミルウォーキー・ブレーブスでの活躍に加え、リトルリーグを通じて何千人もの子供たちに与えた影響はそれ以上に忘れられない」と称えて追悼した。

 

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