Infoseek 楽天

Sareee、2025年の野望を断言「狙っているベルトがある…今年は取りたい」

スポーツ報知 2025年1月12日 8時51分

 女子プロレスの“太陽神”Sareeeが11日、スポーツ報知の取材に応じ2025年の目標を明かした。

 この日は神奈川・川崎市の「川崎銀座街」で昨年に続き餅つき大会に参加した。ステージで「去年もここで餅つきをやらせてもらって、またここに帰ってこられて、とてもうれしいです」とファンにメッセージを送り大きな歓声を浴びた。

 イベント後に取材に応じたSareeeは、2年連続で同じ「川崎銀座街」での餅つきに「縁起がいいです。銀座街さんに10代のころからお世話になっているので気にかけてくれてうれしいです」と笑顔を浮かべた。イベントでは、元プロレスラー武藤敬司の長女でシンガーソングライターの霧愛から花束も贈られ、交流を深めた。

 昨年は、新団体「マリーゴールド」の初代ワールド王者となり、SEAdLINNNGの「BEYOND THE SEA シングル王座」とあわせて2冠王に君臨した。「昨年はたくさんのことを経験して私にとってやり尽くしたなと思います」と振り返り「ただ、その中で取れなかったベルトもある。悔しい思いもあるのでこれに満足することなく2024年以上に2025年は何かを残さないといけないと思っています」と明かした。

 そして具体的な野望を「狙っているベルトがあるのでそれを取る。IWGP女子のベルトは去年挑戦して取れなかった。今年は取りたい」と断言。昨年4月27日にスターダムの横浜BUNTAI大会で岩谷麻優のIWGP女子選手権に挑戦したが敗れた。アントニオ猪木さんに心酔するSareeeにとって猪木さんが創設した「IWGP」ベルトは、何がなんでも獲得したい王座だ。2025年は「IWGP」奪取に照準を絞ることを明かした。

 ただ、道のりは厳しい。新年最初の一戦となったマリーゴールドの1・3大田区大会で林下詩美に敗れ「ワールド王座」から陥落した。2025年は敗戦でスタートしたが「今もめちゃくちゃ悔しいです。だけど、前しか見てません」と顔を上げた。

 言葉通り過去を振り返る間もない待ったなしのビッグマッチが待つ。17日には「SEAdLINNNG」の新木場大会でVENYと「BEYOND THE SEA シングル王座」の5度目の防衛戦。さらに23日には自らが主宰する「Sareee―ISM Chapter 6」で4月に引退する里村明衣子と一騎打ちに挑む。

 VENYは「強敵なので今の女子プロレス最強同士の戦いになります」と見据え、2011年4月17日のデビュー戦の相手だった里村との戦いに「里村選手は私にとってデビュー戦の相手ですし、ずっと追いかけてきた背中なので引退するのが決まって絶対戦わなきゃな、超えなきゃなと思っているので、楽しみだし、女子プロレス界を本当の意味でSareeeに託せるなと思われなきゃいけない」と決意を表した。

この記事の関連ニュース