日本テレビ系情報番組「シューイチ」(日曜・午前7時半)が12日に生放送され、一部報道で女性トラブルが報じられているタレントの中居正広が9日、公式サイトで騒動について言及し、トラブルの経緯や謝罪のコメントを発表したことを報じた。
これについてコメンテーターの森詩絵里弁護士は「コメントは発表されたものの、事件の内容は明らかになっていない」とした上で「みなさんも『守秘義務』って何だろうと思っている方は多いと思う」と発言。
そして「『守秘義務』というのは示談書の中に定められることが多いもの」と紹介。さらに「なんでこれを入れるかというと、入れないと事件の内容が後から広まって、名誉棄損、誹謗(ひぼう)中傷が再発して、また当事者間で紛争が再燃して永遠に収まらないということがあり得る」と説明した。
MCの中山秀征は「なぜそれが今こういった形で漏れ、いろんなところで聞こえてきているのか」と疑問を呈した。森弁護士は「『守秘義務』というのはあくまで示談書にサインした当事者間しか拘束しない。事件を元々知っていた人が誰かに話してしまったとしても合意の範囲外ということで、漏れることはあり得る」と見解を述べた。