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藤井聡太 王将戦第1局始まる 戦型は相掛かり

スポーツ報知 2025年1月12日 9時36分

 将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=に永瀬拓矢九段が挑戦する第74期王将戦七番勝負第1局が12日午前9時、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で始まった。次回(75回)からは毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社の主催からの撤退が決まっている。

 振り駒の結果後手となった藤井。戦型は相掛かりで進んでいる。

 両者はこれまで公式戦では25回対戦し、藤井の18勝7敗。タイトル戦初対局は22年棋聖戦五番勝負。

 11日に行われた会見で藤井は「一手一手深く、高い精度の将棋が指せるように集中したい」。練習将棋で長い付き合いのある永瀬を前に「四段の頃から教えてもらい、取り組み方を含めて勉強になっている。すごく刺激を受けている方」と話した。一方の永瀬は「藤井王将の2日制の経験はすさまじい。自分なりに違いを分析しながら指したい」と意気込み「(藤井の)精神的な部分も見習って、よい形にしたい」と冷静に話した。

 持ち時間は各8時間。午前10時30分からの午前のおやつ、午後0時30分からの昼食休憩、午後3時からの午後のおやつを挟み、午後6時を過ぎると手番が次の一手を封じ、翌日に指し継がれる。

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