中山11R・フェアリーステークス・G3・馬トク激走馬=ミーントゥビー
年末年始を挟んでのイレギュラーな調整に、1勝馬が多い明け3歳牝馬の組み合わせで過去10年で1番人気の勝利ゼロ。荒れる重賞のイメージに違和感はない。
キャリア4戦2勝、出走が確定的だった本馬には、ここにしっかりと照準を定め、仕上げられた利がある。中間の走りで息づかい、ハミ受けを確認。馬体に伸び、幅が出て、バランス感が良くなったことで走りの質も順当に上がってきた印象だ。
福島・芝1200メートルの新馬で勝ち上がり、東京・芝1400メートルの1勝クラスを逃げ切りV。前走のマイルG1・阪神JF(7着)は大外枠発走から外、外を回らされながらも直線はラストで脚を使った。内めの枠からロスなく運び、道中のタメが利けば今回もマイルは問題なくこなせるだろう。主戦の松岡騎手に戻り、目標である桜花賞に向け、結果を出したい一戦だ。