東都大学リーグで、今春3季ぶりに1部に復帰する東洋大は12日、埼玉・川越市内の同校グラウンドで必勝祈願を行った。今秋ドラフトの目玉に挙げられる最速154キロ右腕・島田舜也投手(3年=木更津総合)は「チームの日本一とドラフト1位」を心に誓った。
島田は、昨秋の2部リーグ戦で最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率に輝いた。184センチ、91キロの恵まれた体から投じるストレートの威力は、スカウトから高い評価を得ている。
東洋大の今年のスローガンは「勝華気(しょうげき)」。日本一になるために、勝つ集団・華のある集団・気にあふれた集団となり衝撃を与える―。との思いが込められている。島田は「160キロを目標にしている。投げたら自分も衝撃を受けますし、チームや見ている人たちに衝撃を与えたい気持ちはあります」と大台到達に意欲を見せた。