落語家の三遊亭小遊三(77)が12日放送の日本テレビ系長寿演芸番組「笑点」(日曜・午後5時半)で3週間ぶりの番組復帰を果たした。
番組開始前のCM明けで「小遊三が休んでいた理由」のテロップとともに司会の春風亭昇太とにこやかに会話する様子が映し出された。
隣に座った昇太に「トイレを立ってやったの。カミさんに見つかっちゃって。『また立ってやったわね!』ってバタンって閉められて、トイレに閉じ込められちゃって…」とジョークとも取れる説明をし、これには昇太も下を見て笑いをこらえていた。
そして大喜利本番では水色の着物姿で笑顔で登場。昇太に「今年は西暦2025年でございます。令和で言いますと、計算方法がありまして、西暦の下2ケタを足すと2と5で令和7年と。下2ケタが問題なんでございますね。下ネタと、こう申します」と、あいさつして頭を下げた。
「キス」のネタなどいつも通りの珍回答で大喜利を盛り上げて終了。欠席の理由は30分の番組中では特に説明されなかった。
小遊三は昨年12月22日の放送回での大喜利で座布団10枚を達成も、24年最後の放送だった12月29日、年が明けての5日の放送と2週続けて欠席。座布団一枚だけ置かれた“指定席”が映され、心配の声が上がっていた。
2週連続欠席の際にはX(旧ツイッター)で「小遊三師匠」がトレンドワード入り。「頑張って逃亡中なのか。体調不良ならご自愛くださいませ」「またいない…年末年始でこんなに小遊三をググった時はない」「座布団10枚の罪は深いのか」などと心配する声の他、「まだ釈放されてないのか」「塀の中で年越しか…」などのブラックジョークも飛び交っていた。