Infoseek 楽天

【べらぼう】「男一筋」告白の平賀源内に迫られる蔦重救出の花の井・小芝風花に「風花ちゃん超カッコいい!」の声

スポーツ報知 2025年1月12日 20時45分

 俳優・横浜流星主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第2話「吉原細見『嗚呼御江戸』」が12日、放送された。

 今回、蔦重(横浜)は吉原の案内本「吉原細見」で、吉原に再び人を呼び寄せる案を思いつく。細見の序文を江戸の有名人・平賀源内(安田顕)に執筆してもらうため、地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)に相談にいく。自ら説得できれば掲載を約束すると言われ、源内探しに奔走するが…。

 一方、江戸城内では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大な宴が行われ、御三卿の面々や田沼意次(渡辺謙)らが集まっていたというストーリーだった。

 (以下、ネタバレがあります。ご注意下さい)

 今回、どうしても源内に序文を書いてもらいたい蔦重は偶然知り合った源内と知り合いという「銭内(ぜにない)」を名乗る炭売りの男に仲介を頼むが、この男が実は源内本人。視聴者には既にバレバレでネット上には「蔦重、そいつだ、そいつ!」「蔦重、後ろ、後ろ! 鬼ごっこ回かよ?」「蔦重、そこ!そこ!」などの声が。

 さらに「吉原で遊ばせてくれれば源内に会わせる」という銭内の言葉に遊郭に案内する蔦重。そこで源内本人とバレた銭内は「悪かったよ。あんまり一生懸命なんで、からかってみた」と謝罪した上で「俺は男一筋なのよ」と男色好みであることをカミングアウト。蔦重に「おまえさん、改めて見ると、相当いい男だね。いいじゃない~」と迫ってきた。

 蔦重の危機一髪の場面に男物の紫の着物で「お店で何すんだ! べらぼうめ!」と叫んで飛び込んで来たのがNO1花魁(おいらん)・花の井(小芝風花)だった。

 「男を差し出すとあっては吉原の名折れです。今宵のわっちは瀬川でありんす」と伝説の歌舞伎の女形の名前を口にし、説得。蔦重の序文ゲットにも貢献した花の井の艶姿(あですがた)にネットも沸騰。

 放送直後にはX(旧ツイッター)のトレンドで「#大河べらぼう」のワードが1位に急浮上。ネット上には「風花ちゃんの『べらぼうめ!』超カッコいい!」「源内のロックオンから蔦重救った花の井ナイスリカバリー!」「源内って男色だったんだ~!!主人公の男の操の危機を救った風花ちゃん、すげー」などの声があふれた。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。

 横浜はNHKドラマ及び大河ドラマ初出演。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるか、音楽はジョン・グラム氏が手がける。

この記事の関連ニュース