巨人の秋広優人内野手が12日、中日・中田翔内野手らと沖縄で行っている自主トレを公開した。コンディションを整える“落とし日”にも関わらず、約45分間の下半身トレからスタート。その後はノック、ロングティーと技術練習を行い、汗を流した。通常メニュー日は8~9時間に及ぶといい、「筋力トレーニングも例年より多くあって、技術練習も数多くできている。すごくいい自主トレができていると思います」と手応えをにじませた。
23年は121試合で打率2割7分3厘、10本塁打、41打点とブレイクしたが、昨季は26試合で打率2割6分1厘、0本塁打に終わった。昨年は打撃フォームの変更を繰り返した反省から、昨季終盤から取り組む無駄を省いた打法を突き詰めてキャンプインを目指す。「(昨年)チームは優勝しましたけど、個人的にはあまり喜べない数字だった。来年はあの場にいられるように、1年間通してレギュラーとして試合に出れるように頑張りたい」とレギュラー奪取と、リーグ連覇への貢献を目標に掲げた。