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錦織圭、2本のマッチポイントを握られ「完全に負けたと思った」 勝因は「第4セットからリターンで攻めることができた」全豪オープン

スポーツ報知 2025年1月12日 20時46分

◆テニス ▽全豪オープン 第1日(12日、オーストラリア・メルボルン)

 【メルボルン12日=吉松忠弘】4年ぶりの出場となった元世界ランキング4位、現76位の錦織圭(ユニクロ)が、2本のマッチポイントを跳ね返し、2セットダウンの崖っぷちから大逆転で6年ぶりの勝利を飾った。同106位で予選勝者のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)に、4-6、6-7、7-5、6-2、6-3で勝利した。主な一問一答は次の通り。

― マッチポイントを2本握られた。

 「完全に負けたと思った。彼がめちゃめちゃ押してたので、どう考えても、あっちの方が勝つにふさわしいところまで行ってた」

― 相手のサーブが良かった。

 「サーブにつきる。チャンスがなかったわけではなかったが、サーブでしのがれたり。リターンが全然合わなかった。そこまでビッグサーバーだと思ってなかったので、より自分にイライラが溜まった」

― どのように挽回したか。

 「(相手の)ファーストサーブの確率が落ちてくれて。セカンド(サーブ)になったのを、(リターンで)攻めるスタイルに変えてみたら、結果、こうなった」

― フォアハンドが振れてなかったが。

 「今日に関しては、あまり原因が分からないが。やっぱり、下の選手とやる硬さは出てしまったのかも。今までチャレンジャーの気持ちでずっとできていた。でも、いいことか悪いことか、ランキング上がってきちゃったっていうところもあるかもしれない」

― 体は大丈夫か。2回戦まで2日間あく。

 「2日間はありがたい。しっかりリカバリーして、あとは回復に任せたいと思う」

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