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「蛇みたいに息の根を止められるまでしつこく」巨人・小林誠司が吉兆の年男 12年前は社会人ベストナイン

スポーツ報知 2025年1月13日 5時20分

 巨人・小林誠司捕手(35)が12日、吉兆の巳(み)年にベストナイン級の活躍を誓った。社会人時代を過ごした大阪・日本生命の施設で自主トレ。プロ12年目に挑む年男は「前回の巳年にベストナインをとっている。蛇のようにしつこく、泥臭く、気持ち強く頑張ります」と不退転の覚悟をにじませた。

 プロ入り直前の2013年に打率3割8分6厘で社会人ベストナインを初受賞。その“吉兆データ”を覚えているほど、巳年には好イメージがある。今年の初詣は「蛇」がまつられている奈良・大神(おおみわ)神社に一人で足を運び、元日から練習。FAで甲斐が加わり、正捕手争いが激化する中、「蛇みたいに、息の根を止められるまでしつこく」と誓いを立てた。

 昨季は菅野とのコンビで相棒を最多勝へと導いた一方、打撃は5年連続の打率2割以下と苦しんだ。この日は朝から計23種の体幹トレ、120キロのスクワットを10回3セット消化。約7時間半、体中の血管を浮き上がらせて歯を食いしばった。例年帯同する土田トレーナーは「足の指先から脳まで、あらゆる部分を活性化させる」と狙いを明かし、「覚悟を感じる」と体のキレを実感。打撃練習でも下半身主導の新フォームで240スイングし、有言実行の逆襲を脳裏に描いた。(堀内 啓太)

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