巨人のドラフト５位・宮原駿介投手（２２）＝東海大静岡キャンパス＝が１２日、一流の剛球に驚がくした。Ｇ球場のブルペンでシャドーピッチング中、隣のレーンで大勢が立った捕手に投球練習。「球がえげつないです」と目を丸くし、救援起用となった場合は「そうなれるように頑張りたい」と背番号１５とのリレーを夢見た。
突如、目の当たりにした生の教材。宮原も最速１５３キロを誇るが、「球の強さ、速さもすごいですし、投げ方も格好いい」と感心し、「僕は蹴る（軸）足が苦手で、見させてもらいました」。数分の時間でも最速１６０キロ右腕の姿は大きな刺激になった。
大卒１年目から守護神として君臨してきた男から学びたいことは多い。「心の持ち方というか、１年間いい時も悪い時もたくさんあると思うけど、どうやって心を保っているか、リセットしているかすごく気になります」と目を輝かせた。（田中 哲）