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【大学野球】慶大・堀井哲也監督が今春入部予定の清原勝児に期待「兄貴の成長を一番間近で感じた選手の一人」

スポーツ報知 2025年1月13日 8時0分

 東京六大学野球リーグの慶大は12日、横浜市内の同校グラウンドで今年初の取材対応を行った。堀井哲也監督(62)は今春入部予定の慶応(神奈川)・清原勝児内野手(3年)に言及。期待を口にした。

 兄・正吾内野手(4年=慶応)は中学時代にバレーボール部、高校時代にアメフト部に所属。野球に関しては6年間のブランクがありながら、人一倍の猛練習で最終学年に「4番・一塁」として活躍。プロ入りはならなかったが、最後の秋には本塁打3発と躍動した。入れ違いで次男の勝児が入部し、指揮官のもとで白球に青春を燃やすことになる。

 「兄貴の成長を見て、非常に『やるぞ』という気持ちも持ちながら入ってくると思うので、そこは非常に楽しみですね。弟として、兄貴の成長を一番間近で感じた選手の一人かもしれないんでね。そういう意味ではすごく刺激になってたんじゃないかなと」

 新入部員は2月上旬から練習に合流予定。「いろんなバックグラウンドを持った選手が切磋琢磨して、いろんな価値観のもとに、勝利のもとに一致団結するのが慶応の今までのスタイル」と堀井監督。勝児は2023年夏の甲子園で、代打の切り札として活躍し、107年ぶり全国制覇に貢献した。新たな仲間との出会いをエネルギーに変え、神宮の杜でもフルスイングを貫く。(加藤 弘士)

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