９人組ガールズグループ「ＮｉｚｉＵ」が１２日、東京・渋谷区の代々木第一体育館で全国ツアーの東京公演を開催した。
特別な一年のスタートを華々しく切った。全８都市１８公演を巡るツアーの折り返し。東京公演には４日間で計４万５０００人が集まり、マユカは「この歓声が元気の源だなと思う」としみじみ。２月５日にリリースする初のミニアルバム「ＡＷＡＫＥ」のリード曲「ＹＯＡＫＥ」など全２４曲をパフォーマンスし、リマは「感慨深いステージ。めちゃくちゃうれしい日でした」と目を潤ませた。
今回のツアーは、初めて冬の時期に開催。登場時には青の光線に照らされるなど冬らしい幻想的な演出も披露し、アヤカは「皆さんと冬を感じられた」とはにかんだ。
２０２０年、デビュー前にリリースした「Ｍａｋｅ ｙｏｕ ｈａｐｐｙ」の振り付けが「縄跳びダンス」として大ブレイク。同１２月にはデビュー曲「Ｓｔｅｐ ａｎｄ ａ ｓｔｅｐ」が発売初日に１９万３５８４枚を売り上げるなど、コロナ禍で暗い雰囲気に包まれた日常に明るい話題を届けてきた。
そこから早５年。２月には最年少のニナが２０歳の誕生日を迎え、全メンバーが２０（ニジュー）代に突入する。記念ずくめの一年に向けてリーダーのマコは「メンバー同士で今年はＮｉｚｉＵの年にしようと言っている。第二章のＮｉｚｉＵをお見せできたら」と背筋を伸ばした。「もっとたくさんの方と出会いたい。ＮｉｚｉＵというグループを知っていただける機会をどんどん作っていきたいです」。２０２５年、ＮｉｚｉＵが日本を虹色に染めていく。