J1柏は12日、日本代表DF関根大輝(22)がフランス1部Sランスへ移籍することを発表した。
関根は静岡学園と拓大を経て、昨季柏に1年前倒しで加入。サイドバック(SB)としては破格の187センチを誇る長身と精度の高いクロスを武器に昨季はリーグ戦31試合に出場。1年目ながら主力として活躍した。
昨年4月中旬から5月序盤まで開催されたU―23アジア杯でも主力として活躍して、アジア制覇に貢献。パリ五輪代表にも選出された。アンダー世代での活躍が評価され、10月には追加招集ながらA代表に初選出。11月にもまた追加招集で2度目の日本代表を経験した。
Sランスには日本代表MF伊東純也(31)、同MF中村敬斗(24)が在籍。中村はチームトップの7ゴール、伊東は4ゴール4アシストと、ともに攻撃の中心を担う。11日の第17節ニース戦では現地で観戦する姿も中継で映されていた。日本代表の定着も期待される成長株が、さらなる成長を求めて海を渡る。
クラブを通じて発表したコメントは以下の通り。
「このたび、スタッドランスへ完全移籍で加入することが決まりました。
約1年半前、柏レイソルへの加入が決まり、昨シーズンからプロキャリアをスタートさせていただきました。この1年半はあっという間に過ぎていって、とても充実した毎日をこの柏レイソルで過ごすことができました。ピッチ内、ピッチ外で多くのことを支えてくれたチームメート、プロとしてまだまだ未熟な私に様々なアドバイスをくれたスタッフの方々、そして毎試合のように圧倒的な日立台の雰囲気を作ってくださるファン・サポーターの方々、本当にありがとうございました!
柏レイソルという歴史ある偉大なクラブでプロとしてのキャリアをスタートすることができたことを誇りに思います。戦いの場は海外へと移りますが、柏レイソルで学んだことをこれからも自分らしく表現し、もっと上の舞台に駆け上がっていけるように頑張ります!これからも応援よろしくお願いします。行ってきます!」