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狩野舞子さん、春高バレー優勝の共栄学園・秋本美空に期待「エースとして日本を引っ張ってくれる存在になる」

スポーツ報知 2025年1月12日 23時57分

 12日放送のフジテレビ系スポーツ番組「すぽると!」では、この日決勝が行われたバレーボール全日本高校選手権(春高バレー)で6年連続29回目出場の共栄学園(東京)が、前回大会準優勝の下北沢成徳(東京)を3―0で破り、19大会ぶり3度目の日本一をつかんだことを報じた。

 優勝した2005年度以来の19大会ぶりの決勝で、12年ロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんの長女で主将の秋本美空(3年)が長身184センチの高さを生かした多彩なスパイクでけん引し、頂点に導いた。

 この日の番組に特別解説者として生出演した元日本代表・狩野舞子さんは秋本について「皆さんに覚えてほしい、すごい選手がいるんですよ」と、まずコメント。

 そのプレーの魅力について「秋本選手はまっすぐ助走して打つつもりでもトスがちょっと伸びたら瞬時に判断して(横に)ずれて(スパイクを)打つ。その瞬時の判断がすごい。さらに後ろのリベロの選手まで吹っ飛ばすパワーもすごい。1秒くらいの判断力に応用力もあります」と解説。

 決勝で35得点のその素質について「フルセットで35得点なら分かるんですけど、3―0で勝って35点。1人で1セット半くらい取ってるんですよね。その得点力のすごさもありますし、本当に大エースでしたね」と感心しきり。

 「攻撃に特化した選手はいるんですけど、(秋本は)守備もできて、セッターと同じようにトスも上げられる。すべてのプレーを代表クラスのレベルでできちゃう選手」と称賛すると「代表クラスです、本当に」と太鼓判。

 「今までだと、木村沙織選手とかが身長も近くて器用でしたけど、スケールの大きさで言うと、秋本選手は可能性を秘めてる。超えちゃうと思います」と続けると、「これからは日本のエースとして日本を引っ張ってくれる存在になるんじゃないかと思います」と笑顔で話していた。

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