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斎藤佑樹氏、選手での「Baseball5」出場は「ありかなと思います」…スーパーバイザー就任会見

スポーツ報知 2025年1月13日 12時37分

 元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(36)が13日、東京・立川市内のアリーナ立川立飛で行われた「侍ジャパンチャレンジカップ 第2回Baseball5日本選手権」の開会式に出席。「Baseball5」(B5)のスーパーバイザー就任会見に臨んだ。

 場内ではクラブDJがノリのいい音楽を流しながら、独特の雰囲気の中でゲームが進行していく。「B5」はプロ野球のマウンドから本塁までの距離(18・44メートル)より一辺が短い18メートル四方のフィールド内で、ゴムボールを打ち合う5人制の手打ち野球。世界80か国以上でプレーされている。

 斎藤氏は「B5という競技を、これから日本の野球界の裾野を広げるという活動だけにとどまらず、新たなジャンルとして構築していきたい。革命をもたらすと確信しています。そのためにもスーパーバイザーとして主体的に中に入って、精一杯頑張りたい」と抱負を語った。

 北海道で建設中の少年野球場にも、「B5」用の球場を作っていると明かし「広さをあまり必要とせず、手軽にできるのも魅力。DJの音楽が流れ、エンタメとの融合もすごく面白い。自分自身がアイデアを出して、協会の人たちと話し合いながら、場所作り、コミュニティー作りをしていくことが、僕に課された任務なのかなと思っています」と意気込んだ。

 選手として「B5」に出場する可能性には「その可能性もなくはないと思います。体が動くかは置いておいて、自分がやってみることはありかなと思います」と笑顔で語った。「B5」の魅力発信に、汗を流す決意だ。(加藤 弘士)

 ◇Baseball5(ベースボールファイブ) 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)統括の野球競技。基本ルールは野球と同じで、3アウトで攻守交代。1チーム5人(公式国際大会は男女混合。控え3人を含む8人まで登録可)。18メートル四方のフィールドで5イニング制。打者がボールを持って打ち、空振り、ファウル、本塁打は即アウト。スライディングも禁じられている。

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