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フラーティのドジャース復帰は佐々木朗希次第? 再契約は「佐々木獲得に失敗すれば」 米メディア指摘

スポーツ報知 2025年1月13日 12時52分

 ドジャースからFAとなっているJ・フラーティ投手(29)が残留する可能性があると12日(日本時間13日)、ド軍専門メディア「ドジャース・ネーション」が報じた。

 昨季途中にタイガースから加入し、移籍後は10試合で6勝2敗、防御率3・58と安定した投球を披露。負傷者が続出する投手陣の中で主戦級の働きを見せ、ポストシーズンでも山本由伸投手(26)らとともに球団4年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いた。

 しかし、チームは今オフ、サイ・ヤング賞2度を誇るB・スネル投手(32)を獲得。フラーティとビューラーとの再契約は事実上消滅し、実際に昨季世界一の胴上げ投手となったビューラーはRソックスに移籍した。それでも、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のK・ローゼンタール記者によると、フラーティは現在、ドジャースとの短期契約に前向きだという。

 ただ、フラーティの去就は“朗希次第”となりそうだ。ド軍はロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)の獲得を最優先事項と考えている。「ドジャース・ネーション」は「フラーティは春季キャンプ開始の1か月前でもまだ市場に残っている。佐々木がドジャースと契約すれば、フラーティとの再契約は実現しないが、もし佐々木の獲得に失敗すれば、先発ローテに空きができる。佐々木が契約するのは1月20日(同21日)前後になる見込み。日本の天才の契約が決まれば、フラーティの運命は明らかになるだろう。仮にドジャースが佐々木と契約したとしても、彼を逃した他の球団は投手のニーズに対応しなければならず、フラーティが代役になるかもしれない」と指摘した。

 ド軍の来季先発陣はスネル、山本、グラスノー、さらに5月頃からは大谷も投手として復帰する見込み。メジャー屈指の4本柱の他にも、通算212勝左腕のカーショーとは再契約が確実で、全休明けのゴンソリンら豪華な顔ぶれとなりそうだ。

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