広島・秋山翔吾外野手（３６）が１３日、静岡・下田市の吉佐美運動公園で自主トレを公開し、今季も「１番・中堅」に意欲を示した。４月に３７歳を迎えるが「若々しく」と宣言。その証明であり、自身の代名詞でもある打順とポジションを守るべく「やりたいとか、こだわりではなくて。そういう姿を見せ続けられるかどうか」と意気込んだ。
昨季の開幕直後は５番・左翼。４月下旬以降は“指定席”を取り戻したが「最初から秋山を置きたいと思わせないと」と振り返った。すでにフリー打撃を行うなど、技術練習もペースアップ。「この年齢でも仕上げてきていると思わせたい」とキャンプインを見据えた。
昨季はリーグ最多の長岡と５本差の１５８安打。２４打席の差があり、休養のための交代など「同じ打席に立つフィジカルがなかった」と認めた。１番を守り抜けば、８４年の谷沢（中日）に並ぶ史上最年長タイでの最多安打も射程圏内だ。（安藤 理）