吉本興業の東西若手芸人の活躍をたたえる「第10回上方漫才協会大賞」の授賞式が13日、大阪・なんばグランド花月で開催され、協会会長の中田カウスが次期副会長に、漫才コンビ「アインシュタイン」の河井ゆずるが就任するとサプライズ発表した。
イベント中盤で、協会の存在を世間に広めた芸人への功績に対して贈られる新設の「特別功労賞」に「霜降り明星」が選出された。せいやは「芸歴10年の中で一番うれしかったのは、カウス師匠に『中田カウスのDNAを持つ男』と言われたこと。次の会長は僕!」と話すと、カウスはその流れから、司会進行の河井が副会長に就くことを明かした。
河井は「こんなタイミングで…」と苦笑いした。アインシュタインは2016年の第1回の大賞を受賞し、若さあふれるルックスながら44歳の河井は「ゆずる兄さん」と後進から慕われている。
副会長はこれまで、がん闘病のため2023年2月に吉本とのマネジメント契約が終了したカウスの元相方・中田ボタンが務めていた。