テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が14日に生放送された。
番組内では最近、被害の増加が伝えられている宅配サービスの「置き配トラブル」について特集した。その中で、玄関前に宅配物を投げ込む宅配員の映像が流されるなどし、「置き配」の窃盗被害もあることを紹介。
また荷物の誤配達防止のため委託業者へ“罰金”を導入している会社があることも伝えた。中でも日本郵便が導入している違約金制度は、郵便局ごとに違約金額を判断することを認めていたため、関東地区のある郵便局が“タバコ臭”のクレーム1件に対し違約金10万円と提示していたことが分かったことを報じた。
違約金の制度自体は違法ではないが、公正取引委員会は昨年6月に違約金額が不当に高額で十分な説明なく徴収したとして、日本郵便の下請法違反を認定し、行政指導したことも併せて伝えた。
これに元フジテレビアナウンサーでコメンテーターの菊間千乃弁護士は「10万円というのはさすがにやり過ぎな気がする」とコメント。元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏は「これは日本郵便が強い立場というのを利用して下請けの人たちをいじめていると言っていいと思う」とバッサリ。憤慨していた。