今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)が所属しているカブスが、佐々木朗希投手(23)の争奪戦から脱落したと13日(日本時間14日)、米メディア「ジ・アスレチック」が報じた。
カブスはホイヤー編成本部長が日本まで視察に来るなど、熱心に朗希獲得へ向けて動いていた。昨年12月にはドジャース、パドレスなどとともに面談をした球団の1つ。だが、「ジ・アスレチック」は「月曜日(13日)の夕方、シカゴ・カブスは佐々木朗希の移籍先にはならないことを伝えられた」と報じた。ヤンキース、メッツ、ジャイアンツ、レンジャーズも脱落したことを各地元メディアなどが報じ、最終候補にはドジャース、パドレス、ブルージェイズが残ったとされている。
12月にロサンゼルスで面談をしていた朗希は、年末に一時帰国。年明けに再渡米し、移籍先の絞り込みに入っている。ポスティングを正式に申請して昨年12月10日にすでに交渉可能期間がスタートしたが、正式契約を結ぶのは、25年分の「国際ボーナスプール」がスタートする米東部時間15日午前9時(日本時間午後11時)から、交渉期限の23日午後5時(同24日午前7時)までの期間。決断の時は迫っている。