ロッテからポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)が、パドレスの本拠地・ペトコパーク(サンディエゴ)でキャッチボールをしているとされる動画が、SNSで拡散されて話題となっている。メディアによる投稿ではないが、拡散されている動画では、パドレスのチームウェアとみられるブラウンのシャツと帽子、黄色のハーフパンツを着用している。
23年のWBC侍ジャパンでチームメートだったダルビッシュ、松井が在籍するパドレス。カリフォルニア州南部、西海岸沿いのサンディエゴを本拠地としており、気候は比較的温暖で安定していることもあり、ロサンゼルスに本拠地を置いて大谷、山本の所属するドジャースとともにかねて朗希の移籍先有力候補に名前が挙がっている。この日、最終候補に絞ったとされる3球団の中にもドジャース、ブルージェイズとともに名前を連ねた。
12月はロサンゼルスで10球団弱のチームと面談をしていたとみられる朗希は年末に一時帰国し、年明けに再渡米。移籍先の絞り込みに入っている。パドレスのサンディエゴ、ブルージェイズのトロントには実際に足を運んで面談を行ったともされている。
ポスティングを正式に申請して昨年12月10日にすでに交渉可能期間がスタートしたが、正式契約を結ぶのは、25年分の「国際ボーナスプール」がスタートする米東部時間15日午前9時(日本時間午後11時)から、交渉期限の同23日午後5時(同24日午前7時)までの期間となる。