DeNAの木村洋太球団社長が14日、横浜市内の球団事務所で行われた年始全社シェア会であいさつした。
昨年DeNAは日本一を達成。その後の年末年始を振り返った木村社長は「毎日のように監督や選手がいろんなメディアに出ている年末年始だったなと実感して。テレビを見る中で、なんで知っている顔がこんなに出るんだろうという、ちょっと新鮮な喜びを感じるようなオフでした」とにっこり。「20年、30年ぶりに連絡をもらったような知人とかもいたりして、その中にはベイスターズの日本一に感動して、思いをぶつけてくれて。我々の琴線にも響くようなメッセージをいただいたこともあった」と明かした。
さらに木村社長は1998年以来のリーグ優勝を目指すため、職員に「夢中になる、熱中する、熱狂する」などの意味を持つ「CRAZY」になるよう求めた。日本一、その後約30万人が集まった優勝パレードなどを引き合いに「去年以上の熱狂を作るために我々がどうしていくべきか」と職員に問いかけ、「1人がクレイジーになったら、その人の暴走で終わるかもしれない。でも皆がコミュニケーションをとって束になれば、クレイジーが大きなクレイジーになってこの街に熱狂を生み出すことができる。狂ったように優勝を目指す。そんな1年にしていければ」と力を込めた。