俳優・吉沢亮が所属する大手芸能事務所「アミューズ」の公式サイトが14日に更新され、昨年12月に自宅マンションの隣室に無断で侵入した件について示談が成立したことを報告した。また吉沢本人のコメントも掲載し「自分の未熟さを痛感しております」と謝罪した。
アミューズは「吉沢亮が昨年末に起こした、自宅マンション隣室への無断侵入に関して、ご迷惑をおかけした隣室の方との間で、このたび示談が成立し、ご宥恕(ゆうじょ)いただいたことを報告させていただきます」と発表。「隣室の方には、甚大なご迷惑をおかけしたことを、あらためて心よりお詫び申し上げます」と重ねて謝罪した。
捜査関係者によると、吉沢は昨年12月30日午前10時半ごろ、港区内のマンションの一室に侵入した疑い。酒に酔い、誤って入ってしまったと話しているという。所属するアミューズは今月6日に公式サイトで事実関係を認めて謝罪した。この報道を受け、CM出演していた「アサヒビール」は広告契約を途中解約し、「花王」は公式サイトからCM動画を削除した。
アミューズは「今回の事態を招いたことを、吉沢本人も深く反省しております」と吉沢の様子を伝え、「日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援し続けてくださっているファンの皆様の信頼を取り戻すために、まずは目の前のことにひとつひとつ真摯に取り組むことにより、これまで以上に俳優として成長する姿を皆様に見ていただけるよう、当社はこれからも吉沢亮を支え続けて参ります」とした。今後の活動に関しては「関係各所と協議の上、順次、対応させていただく所存です」という。
また、ネット上に「隣人が入ってきたくらいで110番通報はしない」といった声が寄せられていることについても言及。「隣室の方は、侵入したのが隣に住んでいる人物であることをご存じではありませんでした。 また、どのような状況であれ、自宅に他人が勝手に侵入してきた際に110番通報をすることは至極当然のことであり、 すべての責任は吉沢にあることをあらためてご理解いただくとともに、 隣室の方について落ち度があるかのような批判等はおやめくださいますよう、お願い申し上げます」と呼びかけ「関係者の皆様、ファンの皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」とつづった。
【事務所のコメント全文】
吉沢亮に関するご報告
吉沢亮が昨年末に起こした、自宅マンション隣室への無断侵入に関して、ご迷惑をおかけした隣室の方との間で、このたび示談が成立し、ご宥恕いただいたことを報告させていただきます。
隣室の方には、甚大なご迷惑をおかけしたことを、あらためて心よりお詫び申し上げます。
今回の事態を招いたことを、吉沢本人も深く反省しております。
日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援し続けてくださっているファンの皆様の信頼を取り戻すために、まずは目の前のことにひとつひとつ真摯に取り組むことにより、これまで以上に俳優として成長する姿を皆様に見ていただけるよう、当社はこれからも吉沢亮を支え続けて参ります。
今後の活動に関しては関係各所と協議の上、順次、対応させていただく所存です。
なお、本件についての報道を受け、ネット上などで「隣人が入ってきたくらいで110番通報はしない」などといったご意見も散見されますが、 隣室の方は、侵入したのが隣に住んでいる人物であることをご存じではありませんでした。 また、どのような状況であれ、自宅に他人が勝手に侵入してきた際に110番通報をすることは至極当然のことであり、 すべての責任は吉沢にあることをあらためてご理解いただくとともに、 隣室の方について落ち度があるかのような批判等はおやめくださいますよう、お願い申し上げます。
また、住人の方のご迷惑となりますので、現地やその周辺での取材活動も行わないよう、あらためてお願い申し上げます。
関係者の皆様、ファンの皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
2025年1月14日
株式会社アミューズ
【本人コメント全文】
この度は私が起こしたあまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
作品の主演などを務め、広告を担当するという責任ある立場にもかかわらず、このような事態を起こし、数えきれない方々へご迷惑をおかけしてしまったことは、お詫びしてもしきれるものではございません。
何よりも、世の中にエンターテインメントを届けることを生業としている私が、人を喜ばせることとはまさに真逆の事態を招いてしまったことについて、自分の未熟さを痛感しております。
今回の事態を起こしてしまった理由として、慢心があったのではとのご指摘もいただきました。二度とこのようなことがないよう、いただきました多くのご指摘をしっかりと受けとめ、自分を深く見つめ直してまいります。
寛大にも私のことをお許しくださった隣室の方、そして関係者やファンの皆様を裏切ることが決してないよう、自分を正し、人として成熟するよう精進してまいります。
この度は誠に申し訳ございませんでした。