巨人の新人合同自主トレが14日、スタートした。
東京・稲城で3月の開業に向けて準備が進められているファーム新球場・ジャイアンツタウンスタジアムを一般には非公開で試験的に使用して行われた。
練習前には阿部慎之助監督が新人の前で訓示。1~3軍の首脳陣が集結し、ドラフト1位の石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=らの動きを見守った。
阿部監督は「まずこの素晴らしい球場ができて本当にありたがい。素晴らしすぎるなと。ここが居心地良くなっちゃうんじゃないかなというくらい、いい球場なので。新人の選手たちには、今の気持ちをどれだけ長く持ってできるかが勝負になってくると言いましたし、プロの世界は厳しいよということも伝えた。ここで活躍するんじゃないんだと。東京ドームで活躍することをしっかり目標に持って頑張ってほしいと伝えました」と話した。
また、大型遊撃手として将来性を高く評価される石塚については「動けているなというのもありますし、体もすごくガッチリしていて、ちゃんと練習してきたんだなと感じました。ドラフト1位っていろんな注目される。皆さんもね、皆さんが育てると思ってやってもらいたいなと思います。マスコミの方に。今いろいろSNSだなんだ、文字の暴力って結構ひどかったりとか、その人が受け取ることってすごく今問題になっていると思うので。そこを踏まえて若い選手たち、皆さん大人が、皆さんも一緒に育てるつもりでやっていただきたいなと思います」と話し、中大から2000年ドラフト1位で巨人に入団したドラフト1位の先輩として、メディアに協力を依頼して親心をのぞかせた。