楽天・早川隆久投手（２６）が１４日、昨年限りで現役を引退した前ソフトバンク・和田毅さん（４３）らと合同で行っている長崎県内での自主トレを公開した。恒例となっている約１８０メートルの坂道ダッシュに挑み、１０本を走破。サングラスをかけて涼しい表情に見えたが、「（息が）ぜいぜいでした」とさすがに苦しかった様子だった。それでも「ランニングに関してはやっていかないといけない部分。けがをしないっていうのが第一前提なんですけど、自分の限界をギリギリまで攻めていけるところが和田さんの自主トレのメリット」と充実感を漂わせた。
年明けに知り合いの女性占い師に見てもらったところ、「１月と５月、けががちょっと怖い」と助言され、「健康に気をつけないといけない１年だと感じている。ちょっと慎重に進めています」。初詣でも「健康第一、というところだけお願いしてきました」と話した。プロ４年目の昨年は自身初の開幕投手を務め、キャリアハイの１１勝をマーク。昨年１１月のプレミア１２日本代表にも選ばれており、キャンプでは「体のコンディションもある。リカバリーも含めながらやっていかないといけない」と慎重な姿勢をみせた。それでも先発陣の柱として、２年連続の開幕投手へ「やっぱり目指すべきところではあるかなと思います」と決意。シーズンを戦い抜く体を作った上で、開幕戦のマウンドに立つと誓った。