巨人の新人合同自主トレが14日、スタートした。3月の開業に向けて準備が進められている東京・稲城のファーム新球場・ジャイアンツタウンスタジアムを一般には非公開で試験的に使用して行われ、ドラフト3位・荒巻悠内野手(22)=上武大=は「この球場で初めて練習させていただいて、その初めてになれたということで光栄です。こんなにいい環境の中で野球ができて、感謝の気持ちを持って野球に取り組めたかなと思います」と声を弾ませた。
キャッチボールやノック、ティー打撃などで汗を流した初日。首脳陣が見守る中で、ハツラツと練習に取り組んだ。阿部監督はドラフト2位・浦田(九産大)とともに荒巻の春季キャンプ1軍スタートを明言。左の長距離砲は「期待をしてもらっている分、その期待に応えないとこの世界ではやっていけないと思っている。どうアピールするかを自主トレ期間で準備して、キャンプ、オープン戦で実力を発揮できたら」と表情を引き締めた。