前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で記者会見し、今夏の東京都議選に向けた地域政党結成と、政党名を「再生の道」とすることを発表した。都議選では候補者を公募し、全42選挙区擁立を目指すという。
予定時刻の約5分前に現れた石丸氏は、参加を拒否された一部ネット配信者やフリージャーナリストら怒号を浴びながらの会場に入った。
石丸氏はまず、会見前に「テレビ朝日はお越しでしょうか?」と質問。何も反応がないと、「今日、テレビ朝日がいらっしゃらないと会見始まらないんですけど。あれだけお呼びしたのに。残念だなあ~」と皮肉を投げかけ「ネット界隈が大好きなテレビ朝日が不在。きょう会見の中身が半分になりました」と地域政党会見なのにテレ朝批判に半分を費やす予定だったことを明かした。
会見が始まると、まず地域政党都庁記者クラブの幹事社に「記者クラブあての案内、ネットに出ていた。なぜなのか」と詰問。流出問題の詰問に約10分を費やす結果となった。
石丸氏は、昨年の都知事選後のインタビューを巡り、テレビ朝日を批判していた。