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友風が3勝目 動きの良さを支えるのは部屋に設置されている酸素ルーム

スポーツ報知 2025年1月15日 16時6分

◆大相撲初場所4日目(15日、東京・両国国技館)

 西十両7枚目・友風(中村)が西8枚目・水戸龍(錦戸)を押し出して3勝1敗とした。自画自賛の相撲内容だった。「立ち合いからの流れが最後まで続いてくれました。完璧でした」。頭で当たって水戸龍の体をはじいて圧力をかけ続けて押し出した。

 過去の対戦は0勝5敗。学生時代(友風は日体大、水戸龍は日大)も15回以上対戦して。わずか2回しか勝っていなかったという。「(大相撲に入って)初めて勝ちました。本当に苦手な相手でした。組まれてもダメ、手を使ってもダメ。何をやってもダメでした。そういう意味では、この白星はうれしいですね」と笑顔を見せた。

 ルーティンを変えない日常で酸素ルームの効果があるという。師匠の中村親方(元関脇・嘉風)が持ち込んだもので、朝稽古後に1時間、朝食後に2時間、取組を終えて部屋に戻ってから1時間。1日計4時間は入っているという。

 気圧をコントロールして血液中の酸素濃度を高め、全身の細胞に酸素を供給する健康器具で心身ともリフレッシュして場所に挑んでいるという。「一日一番の気持ちを忘れずにしっかり場所を努めたい」と友風は気合を入れ直していた。

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