阪神・石井大智投手が15日、兵庫・西宮市のキックボクシングジム「ファイヤーファイターズジム」で自主トレを公開した。オフ期間のトレーニングで同競技を取り入れている理由を「投げる感覚がパンチする感じや肩甲骨を出していく感じにすごく似ていた」と説明。「すごく野球に役立つ、かつストレス発散というか(笑)。遊びの中でいいトレーニングができるんじゃないかと思って始めさせてもらった」と話した。
昨季は自己最多56試合の登板で4勝1敗30ホールド、防御率1・48と獅子奮迅の働きを見せた。今季の目標は「23年シーズンで優勝して、ちょっと言い過ぎかもしれないけど、優勝以外価値がないんだなと少し感じる部分がある。今シーズンに関しては新監督の下でしっかりチーム一丸となって優勝に向かっていきたい」と決意表明。新生・藤川タイガースでもフル回転でチームを支える。