中日のドラフト1位・金丸夢斗投手(関大)が15日、ナゴヤ球場での新人合同自主トレで、初めてブルペンに入った。同2位・吉田聖弥投手(西濃運輸)とキャッチボール。互いのボールを受けながら、傾斜を使った投球の感触を確かめた。「感触はよかった」と18球に納得。「キャンプでしっかり投げられるように計画を立てている。焦らずですが、少しずつ上げて」と今後を見据えた。
金丸がプレートを踏むのは、昨年10月22日の大学最後の登板以来。「遊び感覚で」とキャッチボールの延長だったが、吉田が「エグッ」と声を上げる場面もあった。カーブとチェンジアップも試投。終了後には金丸が吉田にカーブの握り方を助言した。
一方の吉田は「近々、ブルペンに入りたいと思っている。体の状態はすごくいいので」とペースアップ。春季キャンプは1軍スタートが内定しており、1月中に捕手を座らせた本格的な投球を目指している。