日本テレビは15日、昨年末に女性トラブルが報じられ、今月9日に謝罪コメントを発表した中居正広(52)がMCを務めていた同局系「ザ!世界仰天ニュース」(火曜・後9時)から中居が降板することを番組の公式サイトで発表した。
中居のレギュラー番組は騒動後、休止や差し替えが相次いでいるが、降板は初めて。サイトでは「日本テレビは、中居正広さんサイドと対話を続けてまいりましたが、さまざまなニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑(かんが)み、総合的に判断して、『ザ!世界仰天ニュース』を降板していただくことにいたしました」と説明。「番組スタッフ一同、今後も真摯(しんし)に番組作りに励んでまいります」とつづった。
「仰天―」は笑福亭鶴瓶(73)と中居のダブルMCで2001年から放送されている同局の人気バラエティー。7日の4時間スペシャルは、中居の出演シーンをカットして放送された。
中居との対話の内容について同局は「詳細についてはお答えを控える」としたが、関係者によると、番組の性質を踏まえ日本テレビが降板を判断。中居も了承したという。今後、別のMCを新たに立てるかについて、同局は「現時点で決まっているものはありません」とした。