巨人の井上温大投手が15日、ジャイアンツ球場で自主トレ公開を行った。同期の堀田とキャッチボールやランニングなどで調整した左腕は「やっぱり一緒にドラフトで入った中ですし、同級生でもあって、同じ先発としても一緒ですし、左右っていうことで、2人で切磋琢磨(せっさたくま)して、2人でローテーションに入って、ジャイアンツを優勝に導ける2人になっていければいいなと思います」と意気込んだ。
今オフ、背番号「97」から若い番号への昇格プランもあったが、阿部監督は「厳しい言い方をすれば、まだ認めていない。これを数年続けてくれれば本当の信頼を持てる」と語っていた。現在、過去に自主トレで弟子入りした現・カブスの今永がDeNA時代に背負うなどした背番号「21」が空き番号となっている。自身は背番号変更に対して「左ピッチャーが背負うような番号を背負いたいなと思います。もらえるなら今すぐにでも欲しいですし、やっぱり背番号を軽くしたいってずっと思ってますし、かっこいいですし、やっぱり左ピッチャーの憧れの背番号でもありますし、そういう番号をチームから任せたと言ってもらって背負って、ローテーションとして投げていきたいなと思います」と思いを語った。
今季は「まずは2ケタ勝利したい。先発ピッチャーをやっていたら、目標にする数字だと思うので、そこは絶対に達成したいな、と思います」と目標を語った。