◆大相撲初場所 第4日(15日、東京・両国国技館)
東前頭十枚目・玉鷲(片男波)が初日から4連勝とした。3戦全勝同士の対戦となった尊富士(伊勢ヶ浜)に立ち合いから強く当たり、そのまま押し出した。昨年11月の九州場所で敗れた雪辱を果たし「先場所は熱くなって、硬くなった。今日は硬くならないように(取組前に)『落ち着け、落ち着け』と。本当にいい気持ち。押し相撲で勝てて一番うれしい」と笑顔を見せた。
幕内最年長の40歳が好調を続けている。「いい相撲を取って、お客さんを沸かせたい。今日は良かった。いい仕事をした」と満足げ。初日から4連勝は自身を含め5人のみとなったが「まだまだ。安心してる場合じゃない。なるべく忘れる」と手綱を締め直した。