楽天を戦力外になり、日本ハムに入団した育成の清宮虎多朗(せいみや・こたろう)投手(24)が15日、早期の支配下昇格に向け、春季キャンプから猛アピールする覚悟を示した。
楽天で共にプレーした、先輩のDeNA・森原康平投手(33)の元に今回から弟子入り。広島・福山市内で自主トレを行い、汗を流している。
頭にあるのは昨年の春季キャンプの再現だ。2月18日の練習試合・阪神戦(宜野座)で最速159キロをマークし、存在感を示して4月に支配下登録をつかんだ。1軍で3試合に登板したが、10月に戦力外通告を受けた。「オープン戦はよかったけど、その後は全然ダメ。今年はそういうことがないように」とリベンジに燃えている。
昨年12月にはラプソード(計測器)で150キロ台を計測。準備を進める。「2月の最初から飛ばしていかないといけない」。支配下を勝ち取り、エスコンのマウンドを目指す。
(太田 和樹)