ソフトバンクは16日、国内FA権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手の人的補償として、伊藤優輔投手を獲得したと発表した。背番号は42に決まった。甲斐の旧年俸(2億1000万円)の40%にあたる8400万円の金銭補償も受け取る。
伊藤は小山台高、中大、三菱日立パワーシステムズ・三菱パワーを経て20年ドラフト4位で巨人入りした28歳の右腕。ルーキーだった21年に右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、翌年から育成選手として再出発。昨年7月に再び支配下登録されて1軍デビュー。8試合に登板した。